Sweet Mulberry Farm Diary
スウィート・マルベリー・ファームでおこる出来事
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酒宴、その後に



おとといは、久しぶりにファームが休みじゃった。
お客さんも何人か来ていたが、
無下に帰っていただくのも偲びない。
せっかくじゃから、バルで一杯やることにしたんじゃ。

キースやセルマにも声をかけて
みんな楽しそうに笑って、飲んで
踊っておったのぅ!!

しかし・・・セルマが飲んだところを
初めてみたが、あんなだったとはのぅ
普段温厚な人ほど
飲んだら変わる。
酒の定説じゃが、実に興味深い
体験じゃったな。


・・・・
・・・・
セルマを誘うのは、よく考えてからに
しようかのぅ・・・



さあ!ひと時の休息も終わった。
おこしていた畑も、そろそろ土が落ち着いてくるころじゃ。
苗たちを植えていこうかの!


豊作を祈り、豊穣の感謝の酒が飲めるように・・・


 
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夢を叶えるための義務



よく晴れた。
真夏を想像させる日差しが眩しい朝
アルフレッド旦那様とマーガレット奥様が出発される。
昨夜はウェンディお嬢様をはじめ、使用人一同で
旦那様や奥様との夕食を楽しませてもらった。

みな旦那様がファームの仕事のために
都会へ戻っていると思っている。
確かにそういう見方もできるかもしれない
しかし、真実は・・・

「アダム、農場のことを頼む」

はい、伯爵
畏まりました。

心ではそう思うも
その口から出た言葉は

「まかしておくんなせぇ! 農場は、しっかり守りますだ!」

この農場特有の言葉遣いも慣れたものだ。
私・・・ワシはこちらのほうが合っていたのかしれん。

2頭立ての馬車が畑の中を進んでいく
畑仕事をしていたケネスと、キースが
馬車に向かって手を振っていた。

旦那様と奥様の夢
その夢の場所を守るため
果たさなければならない義務を果たしにいく。

しかし、いつの日か、旦那様のご家族
ぼっちゃんやお嬢様、みんな揃って
出来立ての野菜や果物をくち一杯にほお張って
笑える日がくる。

そんな日を夢見て
ワシも仕事に精を出していきたい。

ぐす・・・
ううむ、年をとると涙もろくていかんのぅ

よし! 今日から気合いれていくかの!



 旦那様、奥様
半年後のお帰りをお待ち申し上げておりますぞ。
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春の訪れと共に



雪と氷の季節が終わり
ファームにも新芽の春が訪れた
それはすなわち、ファームでの仕事が
本格的に始まるということじゃ


わっははは!
おはよう!
清々しい朝じゃの!


なんじゃ?
その眠そうな目は!
そこの水で顔を洗ってシャンとせい!


いっとくが・・・
まだまだ水は冷たいぞ
すぐ目を覚ますことができる
そうしたら、朝食にいこうかの?

一日の始まりは
朝の食事から大切なんじゃ!


そう、全ての始まりは
平等に訪れる
人、作物、出来事と


今日からどんな事が起こるのか
楽しみじゃの!
 
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出会いと別れと



鳥達が新しい出会いを求め飛び交い
また別の者は、新しきを目指し旅立っていく

そんな季節になったという事じゃの。


まあ、人間様といっても
自然の仲間一つにすぎん
やはりこの季節は・・・

出会いと別れが訪れるものじゃ。



アンジェラお嬢様は
奥様の進められた縁談話をお受けになられるそうな
いやはや、幼い頃からお嬢様を見てきたワシにとっても
めでたい話なのじゃが・・・
少し、寂しくもなるの。

寂しくなるといえば・・・
研修できていたウェイン、リックが
その期間を終えて帰ってゆくことかな。
奴らはたしかにタイプの違う人間だ。
だがしかし、計算が高くとも待ちの姿勢であっても
植物を育てるのに一番重要なのは
自分がどうするべきなのか見失わない事
これに限るの。


おっと、少し長話ししすぎたのぅ
少し感傷的にでもなったかな
がはははははははは!!
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待ちに待った衣装



うむ。
ようやく衣装が届いたの。
何とか間に合ったといったところじゃ。

さて、早速着てみてくれケネス。
ん?首周りがキツイって?


ばかもん!!!


よいか?ケネス
紳士たるものエスコートするお嬢様に
恥をかかせてはならんのじゃ
そんな襟元を大きく広げて素肌を見せるなど
お連れするお嬢様が何を言われるのかわかるか?

そうしない為にも、紳士たるもの
時には一日我慢することも肝要じゃ。


そう、そう締めたらこれをつけるのじゃ
ん?赤は派手だって?


ばかもん!!


よいか?ケネス
うら若きお嬢様のお供ぞ?
可憐なドレスを纏ったお嬢様の横で
地味に立っているだけのものが
エスコートなどできんわ


うむ、よい出来に仕上がったのぉ
後は髪型じゃが・・・
これは自分で考えるのじゃぞ

まあ、楽しんでこい

あははははははははは!
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なんか騒がしいのぉ・・・




なにやらパーティーの招待状を巡って
ひと悶着あったようだの・・・


まあ・・・
若いとはいえ、一つの形を完成させた
デザイナーから直接くる招待状
その価値は計り知れないじゃろうな。


往くもの残るもの思いはあるのだろうが
大切なのは、それだけのものを愛せるかという事
ではないだろうか?


ふむ・・・柄にも無いことを言ったの
まあ、ワシには関係のない話じゃて・・・


ん?ケネスどうした?
そんな真っ青な顔をして?


なに?お前もリリィへいくのか!!


あー、うん。まあちょうど良い時期かもしれんの
このファームだけの世界ではなく
お前にはもっと大きい視野をもってほしいものじゃ。


なぬ?服?
あー・・・ちょっとまて
ワシが何とかしてみよう・・・
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クリスマス・イブ



ほっほー
今日は寒いのぉ・・・


明日の降誕祭の準備も終わり
屋敷の外へと出る。
吐く息は白く
恐らく、雪が降るのじゃろう・・・


しばらくはワシらもお休み
お嬢様方も、ご両親と共に過ごす
久しぶりのクリスマスに
皆よい笑顔をしておるものじゃ。


今日は特別な日、クリスマス・イブ


ん・・・
やはり降ってきおったか・・・


大粒の白い雪が
天から舞い降りる


はてさて・・・
プレゼントを持ってくるのは
魔女ベファナかな?
それとも、ヴァイナハツマン・・・か
クリスト・キント??

ワシはサンタクロースが良いな。
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小休止



雨・・・・
この時期の雨はとても冷たく
ワシらの作業も一時中止となる。


まあ、そういう時もあるもんじゃ。


これは、世界が冬の準備をしとると思えば
怒る道理などありゃせんわい!
こういう時はじたばたしても仕方がない
ゆっくりと体を休めろということじゃて。


自然を相手にした時から
初めて理解した感覚
人が人である以上
自然という力には敵わないと知りつつ
尊敬と畏怖を抱く行為。


お天道様よ、早く帰ってきてくれな。
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秋の収穫



なんじゃ?
なにか用か?


いや・・すまんな・・
今は秋の実りを収穫するのに
大忙しじゃ。
今年は、少々日の光が足りんかったかもしれん


じゃが・・・手入れのしたこいつらは
ワシらに実りの幸せを教えてくれる。
ありがたいことじゃの


実りを感謝するとともに
来年への準備もあるから
取るタイミングは外せんのよ。


と、いうわけで
お前も手伝ってくれ!
かごは、ほれそこにあるから!!
大切にもぎ取るのじゃぞ!!!
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平穏な日々だからこそ、準備を。



ケネスが重要な仕事を任されたようなので
ワシが変りにとうもろこしをチェックしている。
畑が違うだけで、実りは随分とかわるものだの。

ふむ・・・これでよし。

すべてのチェックを終わらせ
裏手にある農具室へと足を運ぶ
ここにある道具たちすべてが
夏の間中よく働いてくれた。

人間が仕事を終えて
食べて飲んで体の休息をするように
道具たちにも仕事が終わったら
整備をすることが大切なのじゃ
これが手に馴染む、道具の真髄。

少しだけ刃のこぼれたサイスを
砥石にて丁寧に研ぐ
農夫のワシが言うのもなんじゃが・・
道具はすべて使いようだ。

この巨大な刃がついたサイスとて
人を傷つけることも出来れば、
広大な草原を狩る、便利な物にもなる。
要は使うものの心一つなのだ。

砥石を粗いものから、細かいものへと変える。
切れ味をあげるには大切な工程じゃ。

ふむ・・・これでよし!

軽い満足とともに
磨き上げたサイスを手にし
収穫の終わったとうもろこし畑へと向かう。



軽く、ほんの軽くサイスを振るう。
切れ味はとても良い。

仕上げとばかりに、粗い紙で刃をぬぐう。
あの屋敷では、使用人たちが銀食器を
磨き上げるように
ここではこれが一番の磨きである。

さて、残りの道具も
手を入れてやるとするかの・・・
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